スポンサーサイト

ゴジバの帰郷~4~

ゴジバの家には不思議な現象があった。何だかあちらこちらに小銭が落ちているのだ。しかも、時折、外国の(おもにアメリカ?)のコインが混じっている。近頃、街なかでお金を拾うこともなかったが、ゴジバの家でのコイン拾いはまるで宝探し・・。キッチンの引き出しにジッパー付のビニール袋を見つけ出しその中に、日本と外国のコインを分けて入れた。一回だけ、掃除機で何か固いものを吸い込んだ気がしてもしかしたらあれは小銭だ...

ゴジバの帰郷~3~

ゴジバ邸で過ごしたその日の夜はまるで世間とは別の時間が流れていたような気がするが、それでも夜は更け、寝支度を始めた。ゴジバは一番奥の和室に置かれたベッドで寝る。我が家に滞在する予定にしていたゴジバはその後、「ホテルにしてくれ」と電話してきた。足がかなり不自由になっているので、布団しかない我が家での寝起きは無理だと判断したのだ。我が家に送る荷物から布団も外したのだという。ゴジバは特にマットを敷くこと...

ゴジバの帰郷~2~

実は、今、BSでゴジラの音楽を聞きながらこのブログを書いている。ゴジバのことを書くのにこんなふさわしいBGMがあるだろうか?偶然とはいえ、何とも言えない気分になっている。記憶の中のゴジバ邸は、築3年目のピカピカしたものだった。それから約30年の時を経て、また長く留守にしていた影響もあったかもしれないが日に焼けた玄関は重々しさを失っていた。夏至が近かったその日、私がゴジバ宅に着いたのは7時近かったがまだ十分...

ゴジバの帰郷~1~

さあ、どこまで書くべきか・・。先月中旬、セントレア空港経由で、ある町に住むゴジバを訪ねた。ゴジバ宅を訪れるのは、大学生の夏休み以来。あのころゴジバは現役の教員で、自宅を買ってからまだ3年目くらいのことだった。ゴジバの家は、グーグルのストリートビューで確認していた。最寄りの駅から歩いてもそれほどの距離ではなかった。あの時は、駅までは大体歩いていた。そこを拠点に、明治村やら水族館やら何カ所かを回ったの...

さあてどうする??

前月半ば、ゴジバが帰国した。中部地方の自宅に帰り、告白して言うには・・・「ホスピスを探して」冗談ではなく、向こうで病気が見つかり、あるお医者さんには余命宣告されたのだという・・。まあ、幸いなことに、その後見てもらった専門医によると「良くはならないけど、そうすぐどうかなるってほどでもない」と。まあ、大事にすればしばらくは余生が送れますよ・・と。すなわち、すぐさまホスピスに入るほどの病状ではないらしい...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。