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一つの終焉・・

今日も朝から、重機の音が低く響いています。
昨日から、ご近所の古い家の解体が始まったのです・・。

一つの結末

我が家と同じ時期に引っ越してきたこのお宅の奥さんは
私の同世代の友達のお母さんより一回り上の母より
これまた一回り上で
この隣保組のリーダー的な存在の方でした。

子どもさんは早くに自立し地元を離れられていたようで
私などは全く面識がありません。
ご主人とお二人の生活を長く続けられていたようでしたが
何年か前、そのご主人も先立たれ
奥さんもここ数年、病院でその余生を送っておられました。

しかし、ご近所に連絡を頼みつつお母さんを気にかけるというのは
子どもさんにとってもう限界だったのでしょう。
この春、奥さんは都会に住む子どもさんの元に移られてゆきました。

先日、この家が売れたらしい・・という話を聞いていたところ
ついにこの工事が始まったのでした。

工事が始まる前日
業者のトラックと思しき車が
この家の残った荷物を荷台に積み上げていっていました。
近所の友達が見たところによると
掛け軸のようなものは別にしてあったといいますので
モノによっては、古道具屋に持っていったのかもしれません。

私が見たときは、業者の人がちょうど
4,5冊のアルバムのようなものを荷台に載せているところでした。

これまでも、家財道具のあるまま解体される家を何度か見たことはありますが
こんなに切なくなることはありませんでした。

子どもさんにとっては
実家の持ち物をすべて確認しに来るような暇も
それを持ち帰って置いておくようなスペースもないのかもしれません。

私がちょうど結婚する前のひな祭りの頃
一度だけ、部屋一面に飾られたお雛様を見せていただいたことがあります。
あの道具類は、子どもさんが持っていかれたのでしょうか?
古道具屋さんに並ぶのでしょうか?それとも・・・・

このお宅の子どもさんの潔さには嘆息とともに
感嘆します・・。

もし、私の子どもたちが同じように巣立っていったら
我が家も同じ運命になるのかもしれません。

  人間だってどうしても必要なものはただ一つ
  私も余分なものを捨てれば
  空が飛べるような気がしたよ

     星野富弘「たんぽぽ」より


先日コーラスで歌った歌の一節。

この歌を口ずさみながら、いつかやってくる人生の終焉に向けて
片付けていかなければと思った朝でした。
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テーマ: 片付け・収納・お掃除 | ジャンル: ライフ
カテゴリ: モノがたり

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2012/07/28 (Sat) 15:08 | # | | 編集

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